人権問題と子育て

小学生、中学生の子供がいるとついて回るPTA役員。
新年度の役員決めの席で、いつまでも譲り合って
延々ともめるの・・・・・毎年のことながらいやですよね?
さっと終わらせたくて、今年とっとと引き受けてしまった私です。

私が所属している委員会では、
人間関係についての講演会を催すのが定例行事になっていて、
先日、人権問題をテーマにした講演会を開催しました。

人権問題というと思い浮かぶのは、
部落とかいじめとかいった言葉、でも
いまひとつ実感が伴わなかったり、よくわからなかったりしませんか?


講演をお願いしたのは、フリーのライター、ディレクターの
松本眞理子さんという方。
人権問題をテーマにした地元ラジオ番組のシナリオも書いておられて、
今回はそのシナリオの朗読を交えながらのお話しでした。

丁寧な取材を基にした実話をからめてのシナリオは、
自分の周りにもありそうな場面設定ばかりで、
こんなに日常のいろんなところに
人権問題は潜んでいるんだなぁということを
とてもわかりやすく伝えてくださいました。


そのシナリオのひとつに。。。。
黒人の留学生が小学校を訪れ、みんな話をしたり握手をする中
ひとり頑なに握手を拒んだ子がいました。
ある子が「どうして握手しないの?」と尋ねると
「黒いのが移るから。お母さんがそう言ったから。」という答え。

ほんとうにそうなんだろうかと、
尋ねた子が家に帰ってから、
自分の母親に質問すると言う設定のお話がありました。


たぶん、握手を拒んだ子のお母さんは、
その子にそういうふうに教えたのではなく、
大人同士のたわいのない話の中で、たまたま肌の黒い人を見かけ、
移りそうな気がするわねぇ・・・・などと、冗談のように言ったのを
子供が耳にしたというようなことでしょう。

でも子供の心には、お母さんが言ったのだから正しいと言う風に
刻み込まれてしまいます。

無意識のうちに親の言葉が偏見としてすりこまれ、
差別意識を植えつけてしまうということですが、
これは気をつけていないと、結構起こりがちなことだと思いませんか?


人権に関わるようなことではないけれど、
無意識に口にした言葉やその口調を、
幼い頃の娘がそのまま使っていて、
びっくりドキッとしたなんていう経験が私にもあります。

差別用語や人を見下したような言いまわしなど、
何の気なしに使っていないか、ちょっと意識してみましょう。

意識していれば、うっかり使ってしまったときにも
すぐに気がついて修正ができます。


人権とは、「一人ひとりの存在が、
ほんとうにかけがえのない存在であるということ」
と捉えるとわかりやすいと、講師の松本さんがおっしゃっていました。

子育てにも共通することですよね。
自分の枠の中に子供を押し込めようとしていないか、
わが子も人格を持ったひとりの人間だということを忘れていないか、
かけがえのない存在としていつもわが子と接しているか、
時々立ち止まって、わが身を見つめなおしてみるといいですね。

心の健康レシピ:人権問題と子育て


      ブログランキングに参加しています♪
      blogranking-banner2.gif
        ↑ 上のバナーをクリックしていただけると、励みになります♪

関連記事